ノンクラスプ義歯

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「クラスプ」というのは「バネ」という意味です。
つまりノンクラスプ義歯とは金属のバネのない入れ歯のことです。
素材は特殊な樹脂で、柔軟性があるのでバネのかわりになります。
バネが見えないので目立ちません。
また、通常の入れ歯よりコンパクトに設計できるケースが多いのです。

♪審美

歯の表面に金属クラスプ(バネ)が無いので義歯を口腔内に入れても、義歯と気づかれない。

♪機能性

咀嚼・発音機能は平常通りで、安定性もよく従来の義歯の1/2の重さである。

♪快適

義歯床の厚さがかなり薄くできるので、違和感が少なくなる。

♪安全性

無味・無臭でアレルギー反応もない。抗菌処理。

♪精度

同一材料で義歯の維持部・床部を製作するので精度の高い義歯ができる。

ノンクラスプ義歯の長所

ノンクラスプ義歯は金具を使わないため、 パッと見ただけでは入れ歯を装着しているかどうかわからないため、
審美的に非常に有効です。
また非常に軽くて、柔らかく、装着間も普通の入れ歯と比較して違和感が少ない。
かといって、落としても入れ歯が割れることもなく、 少し手荒に扱ったり、ゴシゴシ磨いたりしても壊れることが少ないのが長所と言えます。

ノンクラスプ義歯の短所

ノンクラスプデンチャーは装着感もよく、 審美的にもすぐれた入れ歯ですが、その素材の寿命は以外に短いと言えす。
そのため、3年ほどで新しいものを作り直さなければなりません。
保険適用の入れ歯ではないため、 3年毎に自費で作り直すと費用がかなりかかります。
またノンクラスプデンチャーは壊れにくい入れ歯ですが、 一旦壊れたら、それを修理する方法がほとんどないのが実情です。
また、全ての人に入れることができるわけではなく、 その入れ歯を入れる人が限られていますので
歯科医師に相談されて下さい。

料金表

片側 1〜2歯 ¥60,000
3〜5歯 ¥62,000
キャストバー ¥5,000
両側 ¥68,000